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人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

仕事観

GWの真っ只中のお昼からマジレスする限界独身男性

なんとなく最近の仕事の近況を語ると、変わらずフリーランスで業務委託生活だが、今いる現場はそれなりに信用をもらえていてとても仕事しやすい環境になった。

言っても最初はお手なみ拝見という感じで、信用を得るまでそれなりにパワー使ったが、それでこそ仕事しやすいと思えるところまでこれたのだ。最初から用意された安寧なんてつまらない。新しく入ってくる人に対してお手なみ拝見とかやってくる現場やチームは総じてビチクソ以下だとは思うが、そんなにあからさまな人達では決してなかったし、比較的居心地は良い現場だ。

今の現場での仕事を境に、心境の変化もあって、若い頃はいつも自分をこの現場から取り出したときこのスキルはどうなるか、3年後の履歴書はどうなるか、ということばかり考えてきたが、最近になって思うのは結局周りの人間たちと働いて出せる自分のアウトプットみたいなのものは取り出せないし、もっとも代替不可能なものって人間との関係性の中でしか存在しえないってことである。

会社という組織から見てそのアウトプットは代替可能でも、会社の中にいるその個人たちにとってのそれとそれに至る過程みたいなものがきっと人生の糧になってくれる。今の現場に入ったことで自分が変わったところはあるし、多少なり相手も変わったところはあると思う。こういうことは先月、前の職場の人たちとお酒飲んだりしてもしみじみ思ったことではある。

最後のプロパーでの大きなプロジェクトの失敗の理由もわかったような気もする。人生で初めての上司に挨拶したい気持ちが湧いてきた。もう少しというかあと1,2年くらいはこの現場でやって、次のタイミングでは、フリーランス廃業でプロパーで頑張るという形になったら良いなと思う。

仕事のみならず、老後の人生についても考える時期に入ってきた。もう少し浪費を抑えてひっそり生きたいと思う。