0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

意識の高い雑記を二つ

ダイエット

昨年の一人暮らしの開始月から毎月1キロずつ落とし、去年の年末の肺炎明けくらいにはコロナ太り分を解消。今月から社会人3年目くらいまでの平均体重には達することができた。

筋トレやタンパク質意識といった基本的なことをぼちぼちこなしてコツコツやってはいるが、食事を我慢しているという感覚はあまりなく、リバウンドの憂慮も抱かず自信たっぷりである。ここから体重はどこまで下げるか、筋トレはどこまで本格化させるかということばかり考えている。今まで失敗してきたダイエットと違い、ジョギングを毎週一生懸命こなすということもなく、無理な食事制限もない、加えていろいろなメリットを実感しながら取り組めている。

例えば、食生活を改めたことで味覚の幅が広がった。旬な果物を買って食べるのも楽しい。義務感じゃなく野菜がうまい。ニラとほうれん草、エリンギと長ネギがブームである。取ってない栄養を考えて料理したり買い物したりする試行錯誤が楽しい。また、着れなくなってしまっていた服を着れることが嬉しいし、服のサイズ感が服の意図通りになってくれるのも嬉しい。体調でいえば、年給消化する勢いだった休み明け月曜日の半休もいつからか不要になった(リモートワークでもやってました)。朝起きた時の倦怠感を感じにくくなった。あるいは遠出しても疲れにくくなった気がしている。

と、今あげたようなメリットは挙げたものの、結局はダイエットという行為そのもの、自分をコントロールしている、という感覚が心地が良いのだと思う。そして、リバウンドするとしたらこのコントロール感を手放したくなる、そんな時なんだろう。

フリーランス

話変わって、去年から受けていた業務委託の仕事を4月末で離れることとなった。いろんなことがあって、元々受けた理由であったプロジェクトは突如やんごとなき事情によりクローズとなり、たくさんいたそのプロジェクトきっかけの業務委託の傭兵達もいつの間にか自分ともう一人しか残っていない。年明けからは別プロジェクトの仕事をもらってやっていたが、本業ではなくやりたいことでもないし、タイミング的にも良いだろうというところで、今月一杯という形にしてもらった。

5月からも決まっているのだが、ハードルは上がってしまっている契約なので、短期で仕事を受けるくらいのつもりで考えている。ただ、業務委託は、ハードルが上がっていようとなかろうと、来月は言い過ぎでも、再来月の仕事はなくなるかもしれないくらいの気持ちは持っていないと危ういものである。今回もPJがやんごとなき理由で終わったしまったように。

再来月無くなったところですぐにまた決めれる自信はあるのだが、5年先はどうか、そして自分で営業もせずに仕事を提供してもらうこの現状はどうかとはよく考える。

正直、前いた会社でなおもソルジャー社員として働き続けるよりも、去年から今年にかけて業務委託として働いたこの1年の仕事の内容の方がキャリアという観点でも断然良かったと確信しているが、それでもやっぱりビジネスしていない感は抜けていない。

warnerbros.co.jp

今日公開のNIKEのエアジョーダン誕生物語、AIRを見た。ビジネス成功ドラマの類なので、どうしたって一定度は面白くなる物語だ。夢やサクセスというよりは営業と契約といったものが主眼で、作ること以外の仕事の部分がかなり詰まっている映画だと感じた。

もちろん、わかっている、あんなスケールの仕事ができる人間は一握りである。仕事そのものの規模感は言うまでもなく、その人の会社における意思決定の幅、役職、そもそも自分に引き付けて考えるにはあまりにも役務が違う。

が、ああして会社とクライアントと仕事と自分と、痛みを感じられるようにありたいとは思う。社員になったからといって無条件に用意してくれる類のものではない、が年をとるごとに求められるものではある。フリーランスとしてだって、自分と仕事とクライアントと自分との契約がどうだと言うことを、更地でもできるようになりたいとは思う。

現状、フリーランスの出口を38歳に設定している。社員になるのだったら、こう言う会社で、できればこの方向のドメインで、あるいはこういう仕事の受け方をしている会社なら、と自分の力が出せる方向をイメージしつつ準備もしている。もしくは、更地で自分を売り込めるようなフリーランスになってたら38歳になっても続けているかもしれないが、これについてはまだ具体化できていない。社員になったところで身につけていたい感性だが、感性とかフワッとした言葉に頼っているあたり見当違いな気もする。

そう。フリーランスという名のエージェント頼みおじさんなんて儲かっても焦る一方なのさ。