0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

婚活するおじさん

隙あらば文章でもカッコつけるおじさん

二社エントリーして書類が通って筆記の後、それぞれ一時面接の日程が決まった。だが、一社目の面接は志望度が低く、面接に行くことが億劫になってしまった。申し訳ないとキャンセルのメールを送り、エントリーを見送ることとした。返答は早かった。相手も同じ気持ちだったのではないかと思う。

志望度が高い方の面接はまた一週間先なのだが筆記試験が続いている。筆記は筆記だが面接の一次選考でも問題にされることになるので、一日複数回の試験を丁寧に回答、ヒアリングを重ねながら本選考に備えている状態である。持ち駒一個ではまずいと新しいエントリー先を探すが、またこの筆記が続くと思うと指が激烈に重いのである。

思うにやはり、就活のように長く難しい戦いである。人に、会社に、興味を持つことは大切なことで、私は職場では一緒に働く人たちに関心を持って接して働いている。だが、実際にどこかの場で会ったこともない、何かを一緒にしたこともない、そんな相手に興味を持つことは難しいことである。今使っている脳の働きは確実に仕事に近いものである。

まるで仕事のような筆記試験とそして控える厳しい面接。この選考レースにエントリーしようと考え至ったきっかけは複数あり雑然としているのだが、その心境の変化については一つ明確である。たとえ内定が一つも貰えずに終わっても、内定が出たその先で結果不幸になっても、何もないよりはマシだと考えるようになったことである。