0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

おなじみだったあの感情を思い出す

どうして大学生のときから社会人なりたてくらいのころまで、ジョギングをするという行為を習慣化出来ていたのか、どうして気持ちが上向きのまま外へジョギングに飛び出すことができ、あるいはジムに出かけ、そして帰ってくることができていたのか、その自分のモチベーションはどこから来ていたのか、というのがここ最近ずっと謎で、それも悩みといってもいいレベルでした。

体調が悪くなりがちになって

ジョギングを再開しようと決心した出来事は今年の3月ごろに三年連続で胃腸炎にかかったことが一番のきっかけでした。

腸炎に毎年なるのも異常だと思い、最近の体調に関して真剣に考えるようになったのです。

他に、お腹にガスが溜まる過敏性腸症候群のような症状が悪化していること、それと腹痛だけでなくなんとなく最近、年をとったのか体調が悪くなりやすくなってしまったことに気づきました。

恐らく原因は、体重の増加と運動不足に違いないと思いました。それがジョギングをやめた年に重なるので、これはまずいと思って再開したのでした。

ですが、全然乗り切れずに、二週間に一回というもはや習慣とは言えないペースで来月はジョギング用の服すらしまっているレベルではないか、という気配さえあります。

思い出しました

ところが、今日、そのジョギングが快感に感じられるその感情の源泉に気づきました。一気に過去の自分の感情がドライブするかのような感覚がありました。

気づかせてくれたのは、会社での仕事の失敗でした。

これが個人的にとてもなじみ深い昔からある感情で、中学校くらいの時からあったものです。なのに、最近すっかり忘れていたのでした。ほんとうにすっぽりと抜け落ちるという表現が的確なくらいです。

トラウマであるとか、ごく個人的な薄暗い感情というわけではないのに、なんというか一言で説明できないというかしたくないような、ほろ苦いすこぺっそすな感情です。

一言でいうと『見栄』のようなものかなと思います。でも、こう『見栄』というには、少し牧歌的すぎるような、というより見栄は後からくるものであって、なんかこう青年時期特有の感情の機微で、簡単な言葉があるかもしれません。

長年持ち越してきた感情を忘れるもんですかね

そしてこうもいきなり思い出して噴き出すものなのかな。と不思議な気持ちでいっぱいです。一体何が蓋をしていたのでしょうかね。

ストレスの源泉ともいえる感情なのですが、思い出してくれたのはよかったと思います。ジョギングは一つの例であって、いろいろな行為に結び付くモチベーションになります。中学生のこういった感情をどう整理していたのかと考えると、どうもできていなかった気がしています。

大きくなったり小さくなったりしながら、ずっと引きずって歩いてきたものです。うまく扱えた時期もあったけど、なすすべがない時もあった。

明日見る影なくなっていると悲しいので、ここに書いておきます。