ニーアオートマタ
楽しかった()
今話題のニーアオートマタさんを昨日全クリしました。音楽と背景とキャラデザだけで買おうと決めたニーアオートマタさん。ただし、思ってた以上にというよりかなり戦闘楽しかったです。最後のダンジョンのあたりで、さすがに飽きてましたが、DLCで追加とか戦闘オンリーのものもあったらなあと思うくらい楽しかったです。
何がってもう少し具体的に言うと、簡単操作でかっこよくばっさばさ敵を薙ぎ払えるのが気持ち良いです。回避アクションでジャスト回避？みたいなシステムがあって、これの判定が強くてしかもダッシュゲージなんかもないから、回避しまくりのまくりです。敵もしっかりモーション構えて殴ってくるのでガンガンかわせます。気持ち良いです。
あとボスがシューティングおなじみの弾幕攻撃してくるんですけど、あれもまたよかった。回避してる感とかすごいでるんです。例のPVのスカートでかい人形のボスが象徴的ですが、ボスと戦ってる姿もまたかっこいいんですよね。操作していて気持ちがいいです。
NieR:Automata/ニーア オートマタ: Boss Battle ゲームプレイ映像
そんな戦闘の楽しさにもつながる話ですが、一番いいのが絵面です。プレイヤーが操作する舞台は、未来の廃墟とかした地球がメインになってまして、廃墟が結構こだわりがある感じで美しいです。水とか川とか森の様子とかも綺麗です。で、そういう美しい場所で上に書いた敵の攻撃を回避しまくって切り刻んでって絵面の美しさが一番良かったです。音楽の素晴らしさ、2Bさんのモデリングの素晴らしさもあいまって最高です。
惜しかった
基本的に二人で行動することになるのですが、戦うときにごちゃごちゃします。味方の攻撃で、視覚的に見づらくて、俺TUEEE的なスタイリッシュな行動がとりにくかったり。それと、絵面の問題で、一人で廃墟を歩く2Bさんの絵をもっと見たかったです。
あとシューティングのシチュエーションがちょっと多かったような。ロボットに登場して戦うときのシューティングのボスがすごく弱くてちょっと残念。
あとは、マップがみずらかったような。とか細かな不満も。
ストーリーの判断は難しいです。
多分ジャンルSFではあるんですけど、ストーリーはファンタジーです。機械生命体とかアンドロイドの定義が、ストーリーがとかそういうレベルでなく曖昧で、基本的に納得いかんかったです。
記憶のコピーが意識のコピーみたいになってるのもなんだか。痛覚のない繁殖機能のない機械生命体が人間の本能の振る舞いに近づくのは不自然すぎるし。
ファンタジーはファンタジーなんですけど、割とキーになる要素でSF要素使うので、あまりストーリーには乗れなくて、サブクエストの数々もピンと来ないことが多かったです。ただし、キャラクターに感情移入はできたんで、別に退屈ではありませんでした。苦しい場面もあったので、例のエンディングは素直に喜べました。
キャラクターがたってたのかも、正直よくわからない感じなんですけど、主要キャラは皆、プレイしてて幸せになって欲しいなあと思うようにはなってました。だから、やっぱりストーリーも好きかもしれません。
この個人的にお話として無しな要素がきちんと列挙できるくらいにあるのに好きになれてしまっているこの物語の魅力の正体がなんかのかわからないんですけど、次作あればまたプレイしたいと思ってます。
