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人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

限界独身中年ハイテクスニーカー好き男性

スニーカー熱は冷めない

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大概、セメントジョーダン、Jordan2のluckygreen、モアテン、AIR MAXPENNYのblack、を履いている。

モアテンは部屋着化しつつあるネイビーのパーカーにばっちりで近場のコンビニにいくだけでもテンションが上がる。

セメントジョーダンは、自分のチョイスする服の色合いもあってかすごく合う。届いたものを眺めてる時は実はそうでもなかったが、服と合わせてから抜群にかっこよく見え始めた。今では神々しくみえる。

はっきりと服に合うと自分の中で思えたパターンは自分の中では部屋着パーカーモアテンとセメントジョーダンとモノトーンコーデくらいだったが、合わないからといって履かないつもりもない。f:id:ezioize:20230416125701j:image

これはgroundsじゃなくて、NIKE AIR MAXスコーピオン。てっきりNIKEがパクったのかと思ったが、NIKEのヴェイパーマックスがこのモコモコ透明アウトソールの初出。ただし、スコーピオンは2022年発表、また一段階膨らんでみせたのはもしかしたら意識があったりするのだろうか。

こいつは名前も出で立ちもミニ四駆みたいでかっこいい。groundsもそうだと思うが、アウトソールがメカメカしくてパンクなのに、アッパーがアナログで「毛です」って肌感がめちゃくちゃいい。NIKEのスウィッシュの刺繍はもちろん、シューレースを通す部分なんかが地味にかっこいい。アッパーはNIKEのおなじみのFLYKNITという技術らしいが、シェニール織というところはこのスコーピオンのアッパーの特徴らしい。

履いてみると、無骨なのにソフトな感じで初めて味わう感覚、足を上げるときに靴底を持ち上げる感覚があり、軽快に道を歩けるというよりは、どすどすとダメージの少ない道を歩くような感覚ではなかろうか。ちょっと何いってるかわからない。

黒くてしかも厚底なので身長スタイル錯覚爆盛りなのに、アウトソールのネタバレアピールが激しい。いかつくてヤンチャな可愛いやつである。背伸びして買ったドメブラの黒ワイドパンツが合う気がしてるが、全部見せて歩きたいので結局お気にのgreenlabelの黒いスラックス履いてしまいそうだ。

ハイテクスニーカーのハイテクの部分

そして「ハイテク」スニーカーの意味あいの深さが最近になってわかった。エアジョーダンというバッシュ、エアマックスの歩き安さがわかる。ジョーダンがシリーズごとに試行錯誤があること、進歩もあるということもなんだかわかる。ここのケースにないけど、jordan11あたりも履いてみたりしていて、あれもまた違う肌感、歩行感があって進歩を感じた。そして、それに比べるとJordan1のエアの控えめ感はやっぱりあり、ダンクに至るともう履けないかもしれない。

他にも、ハイテクという観点ではHOKAとonは一足くらい買ってみたい。NewBalanceなんかは一足あり、これは歩きやすさは恐れ入ったがやはりというか脇役感がすごい。おしゃれな人がNIKEを選ばない理由がここにあるのだろうか。伝家の宝刀のグレーとあと黒を履いてテンションが上がるのかは試したい。

あとは流石に30半ばだしと革靴も改めて探すのだが、履いて歩くことを想像すると憂鬱である。そもそもスーツを二度と仕事で着ないと決意したような男である。拒否反応がまずある。

スニーカーはハイブランドも十二分にカッコ良く見えるが、正直消耗品の靴に10万払う気にはなれない。完全な靴「オタク」になっているか、あるいは、年収が今の3倍くらいないと、なんだか履いてるという行為自体がみっともなく感じてしまう。それこそ社会人腕時計レースと同じ問題がそこにはある。

物が好き

実はNIKEスニーカーの他にも最近感動したものはあった。それはボトムスである。ボトムズは1本くらいトレンド追ってみようと某ドメブラのオーバーサイズのパンツを買ってみたが生地に感動した。肌に接地する感覚が断然違う。心地良くて感動する。Tシャツとボトムス一本といった服装で満足している人の感覚がわかった。

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ファッションは人目を気にしてなんぼのものだが、物を好きになるごとに着たときの自分をむしろ省みなくなるというか、自意識が削られている感じがあり、ファッションオタクとなるととんでもない格好をしだす人が出てくるのもわかる。オタクになる予定はないが、服、というジャンル、服飾に興味を持てるようになったことは嬉しいというか楽しい。