コンカラに春が来た
釈迦氏がコンカラーズブレードの配信を始め、Twitchの同時視聴者数で見たこともない数値を叩き出していました。2万2千。このゲーム、21時の同刻で200人がせいぜいだった視聴者がこの有様です。すごい。
https://www.twitch.tv/fps_shaka
コンカラーズブレードのゲームのアクティブもおおよそ2000人近くの増加とのこと(※Steamでチャートが見れるページがあった気がするけど、どこだっけか)。
運営もこの釈迦配信に反応。イベントコンテンツの追加の約束をTwitterに告知し、Twitchなどで本人とコミュニケーションを取りながらSHAKA氏の顔のゲーム内アイコンを追加するなど、運営もどこかお祭りモード。
肝心の配信内容は、釈迦氏のハイテンションな実況と、ゲームセンスが光ってとても面白いです。勝負でキーになる切り札的な攻撃（投石）はどうすれば効果的に刺さるか、味方がどういう動きでどんな兵団を率いていれば勝つ確率が上がるか、といった理解がともかく早い。正解なんて伝えなくてもまっさらなところから自力でどんどんそれにたどり着いていく、仕事のできる新人を見るような気分でした。もう自分よりPSありそう。
釈迦効果の恩恵
ストリーマーである釈迦さんが、プレイヤー人口的にメインストリームではないMMOのゲームにどれだけ時間を費やせるかは、本人のモチベはもちろん、視聴者を背負ってるだけあって、一般のサラリーマンがゲーム続けるとかよりよっぽど難しいことだとは思うのですが、このゲームに足りてないのは何より認知、それも日本人認知が問題のこのゲームに福音を与えてくれました。
実際、彼が始めたことでプレイヤーはもちろん、日本人の配信者も増えています。釈迦さんが辞めたところで、ゲームが面白いと思ってくれた人は残ってくれるでしょうし、釈迦フォロワーの配信者を中心に新しいコミュニティもといゲーム内クランもぽつぽつできることでしょう。
残念なのは、彼がいるサーバーはLAであり、自分が所属しているDIサーバーとは違うということです。鯖が違くても戦いでマッチング自体はできますが、このゲームにおける「ワールド」が違うので、いわゆるクラン対抗戦で関わりのない相手ということになります。でもそんなことは些細なことです。このマイナーゲームの問題はなんと言っても認知なんです。
恩恵はまだ続く
そして、有名な男のVの者、葛葉さんとイブラヒモさんも初めてくれたみたいでこれも視聴者1.7万人と7千人。すごい。釈迦さんとリスナーがかぶらなそうなのもすごい良い感じ。
配信者さんもっと流行ってないゲームとか探してやってあげて欲しい。有名ゲーム配信者のゲームへのノブレスオブリージュ的にさ、ただ「流行ってないゲームを俺がやってやってる」みたいなメンタリティになってしまうとややこしい感じになっちゃうんだけど。
繰り返しになるけど、彼らは釈迦さんと同様に配信を続けるのは難しい気がしてる。でもきっと彼らをきっかけにゲームを続ける人も出てくるし、フォロワーにあたるもう少しリスナーの少ない配信者の人は出てくる。彼らはやがてコミュティとなりクランを作り、レベルをあげて領土戦は戦国時代へ...ってなるきっとなる。なって。もっと盛り上がって。
