0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

映画日記⑤ 2017年11月後半から12月前半

どさくさに紛れて良いこと言いたいので自宅で見た映画も書きます。

ジャスティスリーグ

もうDCはいいや。

君の名は

深海さんは秒速とほしのこえあたりを見ていて、男女の好き同士の唐突さや、ガラスみたいな空の美しさ、そしてポエムと、どことなく感性がエロゲー的で、オタクに流行るのも無理はないとか偉そうなことを思っていました。オタクとしてDBを共有しているからこそ納得してもらえるんじゃないかと考えていました。

僕の見た2作品の突拍子のなさからすると、きちんとお話をやっていた感じがあり、今回はどうにも薄味な感じがしました。お話やらなくて良いです。もっとmusicvideo感だすと、えろげOPっぽさが増すと思うんです。求められてないですかねはい。

あと絵は綺麗でジブリっぽいところもあったんだけど、おじいさんおばあさんが喋るときに、これはジブリでないのだとはっきり自覚させられてしまった。アニメキャラのオマンコ舐めかねてるあの人も、例の子供を始終観察してるあの人も、最近falloutにハマりすぎてるあの人も、喋らせたときの蘊奥と台詞の感じとかが、もうちょっと倒せない感がある。誰か倒してほしい。

シンゴジラ

シンゴジラは前評判の寒さから見たいとは1ミリも思ってなかった。感想や賞賛の声がなんとも興味を起こさない感じで駄目でした。頑張って見たらなかなか普通な感じでした。

ゴジラには震災体験を利用したリアリティがありました。自分は視聴中錯覚するようなレベルでゴジラを、あの3.11のリアリティと重ねて感じました。

なんとなく一発芸のオモシロ映画感があった。ガッズィーラ!ガッズィーラ!

こっちはこっちでfalloutおじさんのことがチラつきました。ただポリポリしてなくて学芸会ちっく、falloutおじさんのポリポリモードもそれほど好きではないのですが、やっぱり話の迫力みたいなのはあって、シンゴジラにはそれがちょっと足りてない感があったかも。自衛隊賛美とかウヨウヨしてるとか思う人もいるらしいです。個人的には、池井戸さん的な仕事ドラマの政治verな印象です。

スターウォーズ  フォースの覚醒/最後のジェダイ

アナキンがダークサイドに堕ちた理由はまだわかるんだけど、カイロレンは全然わからない。嫌いならさっさルーク殺しにいこうず!

結局ファーストオーダーと言う組織につく理由もわからない。指導者に誘惑されたから暗黒面って?、裏設定とか読まないとあかんのだろうか。

最後の展開は賛否両論なんじゃないでしょうか。僕はそんなことよりお腹が空いたんで早くコンビニ行って、ファミチキ食いたくて仕方なかった。

もうちょっと達観した映画だと思ってた。ガンダムの新作みたいに若々しいです。僕にとって、ライトセイバーの本数がスターウォーズシリーズの面白さだった。

僕の暗黒面

就活で面接落ちまくった時に社会に対する恨みが募ったこともあったし、浪人時代予備校でリア充集団にホームレスとか聞こえるように嘲笑されてた時は、楽しそうにしてる学生の男女の集団が敵に見えてしかたなかった。

当時辛かったのもそうですが、その後も少し引きずってしまったような期間がありました。当時のこの体験を一般化してしまっていたからだと思います。

憎しみは僕を落とした企業でいいし、あの細目の茶髪の豚野郎でいい。どんなに思いが強くなったって、社会や、人生が順調な人達を嫌いになるのはやめておくのが一番です。

実体のない相手と戦うと生きるのが苦しくなります。

実際、儲けもんだと言って雇ってくれた会社もあった、人生がほとほと順調そうなお友達だっている。たとえ自分と軋轢を生んでいる何がしかに、確かな傾向が見えたとしても、その何もかもを嫌いになったりしてはいけない。

僕たちはフォースを操る力もないし、広大な宇宙をまたにかけた戦争だって起きちゃいないのだから焦る必要はない。

平和な国で生きるには、自分でたった一人自分のことを尊重し大事にしてあげれば良い。きっと時間が解決してくれる。

僕が暗黒面を抜けたときに見つけた信念と、今も大事にしたいと思っている、過去と未来の自分の話です。