0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

きのこは金のなる木

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ふぇーとすてーないとへぶんずふぃーるだいいっしょう

とても良かったことをここに報告します。ふぇーとはほんとうに終わらないコンテンツですね。全三章というだけあって、ストーリー的にはまだまだこれから感があるんですが、ふぇーとは刺激的なシーンも多いですし、たぶん余計な魔法の説明とか省いてくれているおかげで、二時間かなり引き込まれました。

良かったところを羅列すると

桜さんエッチでした。各ルートのヒロインの中で、エロさで頭一つ抜けてました。

音楽は、ufo作品でもう実家のような安心感漂う梶浦さん。自分大好きです。空の境界なんかより全然後ろにいる感じはしたけど、最期のシーンとかはかなり耳に残りました。

あとテンポが早かったと思う。桜たん萌えーなシーンはしっかり描いてましたけど、展開自体は決してトロくなってない。前半はとろいと感じる人もいるかな。

ランサーと真アサシンの対決は熱いです。かなりアニメに気合が入ってる感じで、迫力あります。他、サーヴァントのアクションはどれもやっぱ基本、尋常ではない感がよく出てていいです。出てくる敵出てくる敵必殺技を持っていて、とりま「相手は死ぬ」感が始終漂う不穏さがFateの、というよりきのこ作品の大きな魅力の一つですから、映像化しても全然原作の期待値からのがっかり感みたいなのはないです。ワカメの使役するライダーは僕でも勝てそうでしたが👊

没入感?みたいな

あと、この映画のここが良いです、という感じでは言語化できない、ちょっと個人的なカタルシスのようなものなんですが、鑑賞後に感じたトリップ感がたまらなく良かったです。これは、空の境界未来福音で同じく強く感じたことを覚えています。

どうしてこの感覚に陥るのかは、良くわかってないのですが、ストーリーの展開に合わせて、現代という舞台設定、ufotableのあの独特の薄暗い街の裏路地だったり、俯瞰で見たときの街の夜景だったり、あの梶浦さんの音楽だったり、がトリップの要因なのかなとなんとなく推察してます。今調べたら、監督は未来福音と一緒だったみたいですね。

カタルシス感じるカルト映画

Fateや、のみならず名作のノベルゲームをプレイしたときのカタルシスも、これに似た種類だったかもしれない。ちょっと長い距離冒険したような感覚。

カルトっぽい作品には、独特なカタルシスがあると思います。ベクトルは全然違いますけど、80年代のハリウッド映画にいくつもあったカルトっぽさが、このufotableのきのこ映画作品にもあると思います。今めちゃくちゃ褒めてます。

アウトレイジブレードランナーは来月見にいこうと思います。だからこの記事は2017年10月見た映画まとめです。