急に休みがきたので
GWが急遽5月1日、2日も休みになったので、慌てて旅行に行った。直前で、なおかつ完全自分本位の予定立てだったが、同行してくれた友人に感謝したい。
目的はしまなみ海道の自転車サイクリング。しまなみ海道で片道40kmを自転車で走った。
直前だったため、当然のように尾道のスタート地点で自転車を予約ができなかった。そのため、尾道から船で生口島まで移動してレンタサイクル地点へ出向くと、そこで自転車を借りることができた。
なければまた次の島のレンタサイクル地点まで移動して、という流れを考えていたが、タイミングよく、自分たちが借りにいったちょうどそのタイミングで自転車が複数返却され、しかも自分らの宿泊先がレンタサイクルの返却地点の一つに入っていたことが判明するなど、かなり幸運に恵まれた。
自転車で走るしまなみ海道は、控えめにいって最高だった。潮風の匂いは臭くて、風は肌に気持ちよく、風景が最高だった。漕ぎ出すと、やさしさに包まれたならが自然と脳内に流れ出した。割ときつい橋からほれぼれするほどの夕日も見れた。
だが、途中、大島だっただろうか、上りが続く道が続き、死にたくなった。スタミナではなく、筋肉の絶対量が足りない、そんな坂道だった。青白いITエンジニア2人は、自転車を押して歩くことに躊躇わなかった。キャッキャッ言いながら楽しそうなアベックに抜かされても俺たちは躊躇わなかった。
飯は、松山で食べた鯛揚げバーガーと、尾道ラーメンがとても美味しかった。
鯛揚げバーガーは、タルタルと鯛の味がしっかりしていながら、後味がさっぱりしていて美味しい。おかわりが出来るくらいの爽やかな美味しさ。パンズも少しカリッとしてなおさら良い。鯛はともかく、バンズはどこだって同じだろうに、関東のそこいらの高級バーガー屋は頑張って欲しい。いや、食材に合わせる為なのだろうか。
「尾道ラーメン一丁」というラーメン屋には、開店と同時に入った。地元の人であっという間に満席になり、食べ終わる頃には行列ができていた。納得の醤油味。醤油の香りがたまらないスープに、スープの味がしみた柔らかくて細いめん。脂のせいか、最後まで熱々で食べれる醤油ラーメン。行列にも納得の味だった。
↑なんとか城
飯はこの二つ以外に、島で有名なジェラート屋やみかんビールなども食した。それらも良かったのだが、夜にどうしても店がなくて、チェーン店の居酒屋に入ってしまったことと、帰りの電車で駅弁が売り切れていたことがこの旅の一番の後悔だった。