0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

映画日記⑦ 2018年4月、5月、6月、7月、8月半ばまで

メモです。 

スタートレック ビヨンド

ご存知スタートレック

イントゥザ・ダークネスよりノリが軽かった。楽しかった。あの白い女バチクソ切り替え早いなと思った。

ホット・ファズ

ご存知サイモン・ペグ。

コメディ部分に関しては本当に面白くなかった。伊坂幸太郎ファンが好きそうだなあと思った。サイモン・ペグは何をやらせてもサイモン・ペグだなあと思った。

アベンジャーズ・インフィニティウォー

うん。なかなか面白かった。はやくキャプテンのアンサーが聞きたい。

PARKER/パーカー

人んちで全部みた。ステイサムかっこよかった。ステイサムの声で「Fuckなアーキテクチャだ今すぐ捨てろ」とか言ってみたいなとか仕事中に思ってた。ちなみにステイサム出演作品ではデス・レースが一番好きです。

(500)日のサマー

主人公の職場に「サマー」というロマンスを信じない超絶かわいい女の子がやってきて、主人公は一目惚れ。やがて付き合うことになる二人の恋の紆余曲折を、時系列ばらばらで見せてくれる。

溢れ出る「王様のブランチで絶賛」感。恋愛ドラマだけど、ロマンス賛美ではない人の恋愛の肯定の仕方がとても良かった。とても良い映画だと思う。エンディングは爽やかな風を物理で感じられるレベル。あと音楽がバチクソ良かった。サントラ買った。 

グレイヴ・エンカウンターズ

泊りがけで心霊スポットを撮影する「グレイヴ・エンカウンターズ」のテレビスタッフが、とある廃病院の撮影を行ったその時のことをカメラに収めた映像。というドキュメント形式のPOVホラー映画。

割りと面白かった。はじめは少し勿体ぶりながらも、途中からガンガン命を奪いに来る化物に好感を覚えた。評価が低いのは、予告の出来が良すぎるからだと思う。映像はOUTLASTを彷彿させるもので、ゲームの進歩を実感した。

グレイヴ・エンカウンターズ2

グレイヴ・エンカウンターズのテレビの放送映像をどこからか入手した大学生が、これは本物だと確信し、同じように廃病院に向かう話。

今度はどうも好きになれないギラギラした大学生が主人公。POVを捨てたかのような終盤の展開が残念でならなかった。

デッドプール2

1よりはきちんとふまじめで、今回は中々よかった。

ジュラシック・ワールド 炎の王国

序盤からもうドカンドカンと走り回る結構な恐竜大競争的なシーンがあるんだけど、それだけに途中の静かなシーンがダルく感じてしまった。人間は総じて結構間抜けで、つきあわされる恐竜達もたまったもんじゃないなと同情してしまった。

今回の恐竜のボスもあまり強さを感じられず、ガラが悪いだけで怖さがなかった。そして、それはこの映画に登場した全ての恐竜についても同じこと。

ただ、最後のオチはとても好きだ。好きじゃなかった今作も、まあいっかと思わなくもない最後だった。あんなやつら余裕で○○○だろとか野暮なことは思うこともないが、まあ、長い年数スパンで見せてるようで、陰謀、科学の示唆とか、繁殖とかの演出が少し足りてない、いや自分の想像力が乏しい、程度のことかと思う。

高速ばぁば

「それするー?」って画面に映る登場人物にツッコみたい気持ちが永遠に続くのは、割とC級映画あるあるかもしれない。ためらわずにフラグに雑に突っ込んでいくおかげでテンポがよい。ばぁばは遅くて笑った。動作に一貫性がないのも笑う。

幽霊って、シチュエーション大事だけど確たる実体がないから、ゾンビさんよりずっと画が持つ。出ずっぱりで問題ない。ゾンビはちょっと遅いしワンパターンだよキミ、カットカット!って言いたい時もあるけど、幽霊さんには手品があるから。人の口から国旗頭髪だしたりね 。

凶悪

凶悪

凶悪

 

 公開当初に予告を見て、絶対自分は好きだから見に行こうと思っていたのは覚えている。今さらながら見たが、やっぱりその予感は正しかった。見てよかった。とてもとても好きな映画。リリー・フランキーのセリフにもあるとおり「善悪ではない」と軽くいってしまえるような物語が自分は好きだ。

事実をもとにした物語だから面白いと言うのは控えたい。こんなに引き込まれたのは、あの凶悪な両役者のおかげ。最低最悪な残虐な行為を軽く楽しくやってのける両キャラクターがとても恐ろしいし、また不謹慎ながら笑えてしまう。

予告での売り文句で強調された主人公の狂気は弱いかもしれない。その狂気からつながるこの映画のメッセージは、個人的にはあまり響かなかった。

罪悪感、道徳、憐れみ、どれも違うものであって、大小取り扱いは人それぞれで、他人が痛い思いをしているのを見て聞いて、辛い、悲しい、助けたい、という気持ちとその逆も、自分の中に飼っている感情だと思う。

ジェーンドゥの解剖

一家全員が何者かによって惨殺された凄惨な事件の現場に、1つだけ残されていた家族とは関係ない身元不明の女性の綺麗な遺体。これを検視官である主人公親子が解剖していくうちに、不気味な怪奇現象に襲われるという話。

どうやら評判が良さそうな低予算ホラー映画ということで見た。 解剖と謎解きの段階まではとても不気味で緊張感があって、すごく引き込まれる。ただ解剖で一区切りついたあたりの展開はあまり愉快じゃない。

かわいそうで不条理なのもホラー映画の特徴だ。

雑感

映画熱が冷め気味だったここ数ヶ月というよりほぼ半年。こういう時に見た映画はなおさら忘れるから、なおさらメモっておきたかった。ちなみに当然、この記事は下書きでメモし続けていたものを公開した形。公開前に書き足したりはしています。

普段、誰かの勧めで本や映画をチョイスしたりはしないけど、最近は割とそういうのも追っていっている。実際「500日のサマー」はそうだし「凶悪」はもともと見ようと思ってたのもあったが、あらためて感想を聞いて手にとった。「高速ばぁば」もそう。結果良かった。言うて全部Vtuberですけどね。

自分は、映画の歴史とか文脈を突き詰めないサブカルクソ野郎さんのオススメを拾っていくのが、自分が拾えない嗜好をカバー出来ていいかもしれない。映画秘宝なんか決して読まないサブカルクソ野郎のチョイスを拾っていきたい。

唐突なネトフリdis

ところで自分は、NetflixのUIが嫌いだ。意識の外にある気になる映画に気づけない。見たくないと思っている映画や、今までどっかで見た映画ばかり勧められる。正直スマホは最悪といっていいくらいだ。

レコメンドエンジンというものも、それ自体どうなのかと思わなくもない。自分の好きなジャンルや嗜好ばかりにこだわってたら、コンテンツ消費なんてあっという間に頭打ちじゃないか。

もうかれこれ半年くらい遠ざかっているが、TSUTAYAのUXは良い。ジャンルごとに棚があるは勿論、監督ごとに棚があったり、レンタルランキングがあって、ツタヤ公式の特集がある。 

見ようと思ってなかったものにも出会えるのは間違いなくTSUTAYAリアル店舗なんだと思う。