0.5人月

人生と仕事が伸び悩んでるWeb系のおじさん

BRABRA2018

昨日、東京Bunkamuraの昼の部に行ってきた。

www.square-enix.co.jp


f:id:ezioize:20180415151033j:image

CDはもちろん買ってあって予習済みだった。セブンがテーマであることは、HPと4のCDのプレイリストから察していたから、実はあまり楽しみにはしていなかった。7は実は原曲が音込みで好きで、そのせいでアレンジはそれほどでもってことが多かった。

戦闘曲以外にも良曲が揃ってることに気づいたFF7

ただ今回は、7縛りとあって、戦闘以外のフィールド曲やら、静かな曲のチョイスが多く、改まってきちんと聞いてみると、アレンジとして聞いてきたものが随分偏っていたことに気づいた。

聞いたことがあるけれども、曲名もゲームの画面とも結びつかない曲のエフエフセブンの数々は、とても耳心地が良いものばかりだった。

中でも『ティファのテーマ』と『花火に消された言葉』がとても良かった。ティファのテーマは、自分の中ではセブンのテーマ曲と勘違いしていた節がある。どちらも静かにずっと聞いていられる穏やかで良い曲だと思う。『花火に消された言葉』は植松氏が自分は本当は静かな曲が得意で、目立たないがこの曲はとても良い曲だと自画自賛していた。

それと、今回一番聞きたいと思っていた曲『星降る峡谷』を聞けたのは良かった。メインメロでラッパ←がパァーパァー言うの最高だ。『エアリスのテーマ』は聞きすぎて好きになってきた。曲は当時から聞き流していた曲で、植松氏が言うように前半とっとと◯んじゃうやつなんかも、プレイ当時から大した思い入れもなかったのだが、曲聞いているうちに彼女はもしかするとヒロインとなりうるようなキャラだったのかもしれないと思うようになった。

植松さんは相変わらず元気そうで、変わらず口が達者だった。今回は、司会に山下まみさんの他、ゲストとして、FF7のディレクターをやっていて今はスクエニのとても偉い人らしい北瀬さんがきていた。

三人でもMCは相変わらず話が面白かった、三者とも場慣れ感がすごかった。物販限定のラジオが欲しくなったが、買い忘れてしまった。5月は物販だけ行こうと思う。
f:id:ezioize:20180415143450j:image

思い出と結びつく音楽

2時間半があっという間だった。生演奏が退屈しないのは間違いないが、そもそもどうしてコンサートまで行きたくなるのか、どうしてこんなにじっと聞いていられるのか、それもどことなく気分がよくなるのは何故なのか。プレイしたことのあるゲームの曲はなぜ殊更好きなのか、聞き終えてから考えていた。

答えは、ゲームをやっていた時の気持ちを思い出すから、だと昨日寝る前に結論した。中でも典型的な記憶は、FF6をずっとやっていた時だ。その時は小学校に入る前だったと思う。幼稚園を卒園した後ぐらいだろうか、平日の長期休暇で、習い事も少なく、ゲームをやる時間がたっぷりあった。ワクワクしながらゲームをやって、幸せな気持ちを感じていたあの時のことをよく覚えている。

今日の公演で聞いていてその時のことを直接的に思い出していたかと言うと、そうでもないのだが、感情めいたものはリフレインしている気がしている。実際、その反対で、聞いていて直接記憶を再生するわけでもないのに、嫌な気持ちになってしまう歌謡曲と言うのも自分の中には存在する。

社会人になってやりたいことを行使する力が強くなった今、僕は大人になった今の方が人生が楽しいと常日頃思っているのだが、一人でも友人とでも、ゲームをやっている時の記憶は幸福感にあふれていて、こればっかりは大人になって取り返すのは難しいのかもしれない。